2010年11月06日

安世ちゃんのこと

安世(あんよ)ちゃんです。
安世ちゃんのこと

安世ちゃんは生まれつき左後ろ足のかかとから欠損していたようです。だからひょこひょ子と歩いていました。私が出会った時はすでに大人の猫で赤ちゃんを産んでいました。私が実家から出て一人暮らしを始めた家の前に建っていたアパートの人たちが、えさをやってかわいがっていたようです。私は三匹の猫と暮らしていたので時々声をかける程度でした。しばらくするとこの猫が可哀そうなことになっていると知りました。野らなので雄猫にさんざん追いかけられて妊娠しては、小さな子供を産んでそれが死んでいくという状況でした。当時通っていた獣医さんにその話をすると、即座に「来週の火曜日に連れてきてください」とのことでした。そのときも妊娠していて、いつもは寄ってこないのにおなかがすいてすいてえさをもらいたくて私の足にすりよって来ていました。かわいがってくれていた人が転勤でいなくなっていました。私はかまれるかなとも思いましたが、なんとか捕まえて病院に連れて行けました。獣医さんから次の日電話があり、サークルの中で暴れるので連れに来てほしいとのことでした。家について外で籠から出してみると、一目散に飛び出して逃げて行きました。先生の話だと、子宮の膜がすけてやぶれそうだったとのことでした。栄養不足でもう少しで死ぬところだったそうで母体だけでも助かってよかったとのことでした。こうして少し安世ちゃんとかかわりを持ってしまいました。安世ちゃんの名前は妹が付けました。せめて安心して世の中を渡っていけれるようにとつけたようです。


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Posted by 貝細工・From Sea at 23:18│Comments(0)
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